
ゴウダ株式会社は8月3日、Tesla,Inc.の家庭用蓄電池『Powerwall 3』の販売・施工を開始したと発表しました。ゴウダは「テスラPowerwallプレミアム認定販売施工会社」の一社であり、太陽光発電と蓄電池を組み合わせたエネルギーソリューションのラインナップが拡充されました。
ゴウダはこれまでテスラ社の家庭用蓄電池Powerwallの販売・施工を手掛けており、今回、日本市場に投入される最新モデル『Powerwall 3』を新たに取り扱うことになりました。
テスラ家庭用蓄電池『Powerwall』とは
『Powerwall』はテスラ社が手がける家庭用蓄電池です。太陽光発電と組み合わせることで、日中の発電電力を蓄え、夜間や停電時にも家庭へ電力を供給します。EVや充電インフラなどとともにテスラのエネルギーエコシステムを構成し、「創る・蓄える・使う」のうち蓄える役割を担う製品です。
Powerwallは世界でシリーズ累計100万台以上の導入実績があり、今回取り扱いが始まった『Powerwall 3』はその最新モデルに位置付けられます。
『Powerwall 3』は一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)への蓄電システム登録が完了しています。SII登録機器を対象とした補助金制度を活用できるため、導入コストを抑えやすくなります。
内蔵パワーコンディショナーによる施工性向上と同時給電
『Powerwall 3』は、従来モデルでは別途用意する必要があった太陽光発電用パワーコンディショナーを内蔵しています。これにより設置に必要な機器点数が減り、配線もシンプルになるため、施工性が向上します。
専用アプリを使った試運転ツールや遠隔モニタリングにも対応しており、導入から運用開始までの負担が軽減されます。
太陽光発電による電力を家庭へ供給しながら、同時にバッテリーへの充電を行うこともできます。日中に発電した電力を家庭で使う分と蓄える分に効率的に振り分けることで、電力の自給率を高められます。
収益性を高めるソフトウェア機能
『Powerwall 3』には、台風や悪天候による停電を予想して自動的にバッテリーを満充電に保つ「Storm Watch」機能や、太陽光発電の余剰分のみを電気自動車の充電に充てる「Charge on Solar」機能が搭載されています。
時間帯別の電力プランに合わせて充放電を最適化する機能や、Powerwallオーナーが仮想発電所(VPP)プログラムに参加して電力の需給調整に協力し、対価を得られる仕組みも用意されています。テスラ社によると、世界中ですでに多くのPowerwallオーナーがVPPプログラムに参加しているとのことです。
アプリと自動最適化による運用管理
運用管理は専用の「Tesla App」から行います。電気の利用状況をリアルタイムで確認できるほか、運転モードの設定や停電時に備えたバックアップ蓄電率の調整もアプリから可能です。

運転モードは、太陽光発電の自家消費を優先する「自家消費モード」と、電力料金プランに応じて充放電を最適化する「節約モード」から選択できます。電気料金プランを登録すると、自動で充放電のタイミングが最適に制御されます。
さらに、制約条件や電気料金プラン、天候、過去の需要データなどをもとに電力消費量と太陽光発電量を予測し、充放電計画を定期的に自動で最適化する「Tesla Home」機能も搭載されています。これにより、細かな操作をしなくても経済性とバックアップ性能の両立が図れます。
出力性能と耐久性
『Powerwall 3』は最大出力9.69kW(力率100%時)、直流から交流への変換効率97.5%、蓄電容量13.5kWhの性能を備えています。太陽光モジュールとの接続には3系統のMPPT(最大電力点追従)を搭載し、1系統あたりの最大電流は38A Iscです。同一のMPPTへの並列入力にも対応しており、屋根の形状や設置環境に応じた柔軟な回路設計が可能です。
テスラ社によると、周囲温度マイナス20度から50度までの環境下で充放電性能を発揮できるよう設計されており、屋内外を問わず設置できるとのことです。高温時はファンによる冷却にくわえ、アルミ製筐体自体がヒートシンクとして機能します。
寒冷時にはバッテリーを自動で加熱するほか、過去のエネルギー使用量に基づいてあらかじめ温度を調整するプリコンディショニング機能を備えています。耐浸性能も追加されており、厳しい環境下でも性能を維持できるとしています。
ゴウダによる導入サポートと対応エリア
ゴウダは、テスラ社が認定する「テスラPowerwallプレミアム認定販売施工会社」の一社です。これまでもテスラ社の家庭用蓄電池Powerwallの販売・施工実績を積み重ねてきました。

お問い合わせから設置後のアフターサービスまで、一貫したサポート体制が用意されています。

対応エリアの営業拠点は次のとおりです。
- 東北(宮城)
- 北関東(茨城)
- 埼玉
- 東京
- 千葉
- 神奈川
- 静岡
- 愛知
- 滋賀
- 大阪
- 山口
- 福岡
営業拠点以外のエリアも、設置条件などにより施工可能な場合があるとのことです。詳細エリアについては個別の問い合わせが必要です。